利用する薬剤に違いはあるの?

最も一般的な『サリチル酸マクロゴール』

最もよく使われている薬剤はサリチル酸マクロゴールです。サリチル酸が薬剤名でマクロゴールが基剤(薬を溶かして皮膚に浸透させる役割)で合わさった名前となります。ニキビ肌でお悩みの方にオススメです。また通院間隔が月に1回で良いところも魅力的です。

サリチル酸には角質を柔らかくして溶かす役割、また菌を除去する役割があります。基剤のマクロゴールは酸が皮膚の奥深く迄まで浸透してしまうのを防ぎ、取り除きたい角質のみに反応させる役割があり、赤みや炎症などの副作用を起こしにくくしてくれます。またコラーゲン生成能力も高いのでシワやたるみへの効果もあります。

エタノールが基剤となっているものは角質を取り除く力は強いものの、皮膚の奥深くまで浸透してしまうため副作用のリスクが高いです。このように薬剤だけでなく、基剤によっても効果や副作用に違いが出ます。自分に合った薬剤を選ぶためにも基剤にまで注目するのが大切です。

『グリコール酸』と『乳酸」

『グリコール酸』は肌の一番外側の角質を取り除いてくれます。サリチル酸と比べて、肌の内部というよりも肌の表面への作用が高いため、色素沈着やニキビ跡にお悩みの方にオススメです。通院間隔は2~3週間に1回が目安となります。薬剤の濃度を一人一人の肌状態に合わせて調節可能なところが魅力的です。

『乳酸』は聞き馴染みもある方が多いと思いますが、自然由来の成分です。グリコール酸やサリチル酸と比べて乳酸は分子量が大きいため肌の中にまで吸収されにくく、皮膚の浅いところで非常にマイルドな作用を示します。乳酸自体に美白効果があるため色白になりたい方にオススメです。肌への負担が軽いので通院間隔を狭くして回数を増やすことが可能です。